一水寮って?
教室を行う一水寮は、東京都の有形文化財に登録されている建物です。
建築家・高橋博が戦後間もなく建てたもので、当初は建築事務所お抱えの大工さんが生活した寮でした。
2016年に改修工事を行い耐久性を高めました。古くからの構造を残しながら、古材と新材を使い内装も明るくなりました。
外観は古い長屋のたたずまいで、都会の喧騒からホッとさせる安心感があります。
内装は当時の面影を残しつつも、古い重苦しさを感じさせない空気が抜ける空間を作っています。
なんだか楽しいことがありそうな予感がする空間です。
長い間、いろいろな人が大切に住み継いできた場所で、器を継ぐ。なんかとてもしっくりきたんです。
改修後の姿は、「季刊 住む。」に特集されています。表紙も一水寮です。
図書館などであればお探しくださいね。↓
住む。 60 季刊 冬 泰文館発行
教室は椅子に座っての作業です。
コンクリートの三和土で、靴を脱ぐ必要はありません。